2012年9月24日月曜日

私を動かす人

グラフィック

私の大好きな作家がTVに出ていた。有名すぎる人だから、あえて名前は書かない。

やっぱりスキだ。 

作品のビジュアルは好きではないかもしれない、イヤ、
好きかな?言葉にできないな。

その人の漂う空気、それは癒しとは全く無縁。
高圧的で殺気を感じる、

皮を剥ぐだけ剥ぎ、身は捨てる 次々に、、、、
この人の作品は、老廃物のように、どんどん剥がれてしまう皮の様、
自然現象そのものだ。

その人の口調は、とてもおどおどしている。
だれでも自信がない時、声が張れない、震えてしまう、そんなしゃべり方。

全てが、メッセージ、全てが作品、存在こそがメッセージ!



あきらめた夢、あきらめたと言えない歯痒さ。
自分をコントロールし、人に向けるメッセージを微力にする。
だんだんと後ろ向きになっていく。

しかしこの作家は、私の皮を剥ぎ、丸裸にし、言わせる。

「あの時やりたかった事、今からやりたい事
さほど、イヤ 全く変わっていない。
まだまだ面白いものが作れそうだ。」

とね。



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