グラフィック |
私の大好きな作家がTVに出ていた。有名すぎる人だから、あえて名前は書かない。
やっぱりスキだ。
作品のビジュアルは好きではないかもしれない、イヤ、
好きかな?言葉にできないな。
その人の漂う空気、それは癒しとは全く無縁。
高圧的で殺気を感じる、
皮を剥ぐだけ剥ぎ、身は捨てる 次々に、、、、
この人の作品は、老廃物のように、どんどん剥がれてしまう皮の様、
自然現象そのものだ。
その人の口調は、とてもおどおどしている。
だれでも自信がない時、声が張れない、震えてしまう、そんなしゃべり方。
全てが、メッセージ、全てが作品、存在こそがメッセージ!
あきらめた夢、あきらめたと言えない歯痒さ。 自分をコントロールし、人に向けるメッセージを微力にする。 だんだんと後ろ向きになっていく。 しかしこの作家は、私の皮を剥ぎ、丸裸にし、言わせる。 「あの時やりたかった事、今からやりたい事 さほど、イヤ 全く変わっていない。 まだまだ面白いものが作れそうだ。」 とね。 |